DVD 30デイズナイト

アラスカの小さな町でのお話。そこは北極圏にかかる場所で、冬至付近の一ヶ月の間は太陽が昇らない極夜となる。これはその極夜の30日間の物語である。
予告でバラしてるから言っちゃうけど、ようするにヴァンパイアもの。ヴァンパイアものでよくある「朝になれば助かる」という希望が、なんと30日先であるという絶望。なるほど。なかなかいいステージを用意したな。こんなナイトメアモードどうやってクリアするんだよって思いながら見ていたのだが・・・。
えーと、ヴァンパイアさん頭悪すぎ。主人公が家の中に隠れてるのを見つけられないとか・・・。いや、確かに主人公はいい場所に隠れたけどさ。でも、結構何も考えず家に立てこもってるだけで見つからないで生き残ってる人いたよ?いくらなんでもこれはないんじゃない?あと何も起こらずさらっと「18日目」とか字幕でたけど、ちょっとひどいんじゃない?二週間以上もの間ヴァンパイアさん達は雁首そろえてぼけっと突っ立ってたの?家捜しくらいしなかったの?それと今隠れてるところからもっと安全な場所へ移動しようって話になってるけど、二週間隠れていられたなら、もう二週間そこに居ればいいんじゃない?リスク犯す意味あるのん?
まぁ、なんというか微妙さ溢れる感じではあったけれど、終盤は割とよかった。この主人公のヴァンパイアとの戦い方はなかなか根性が入ってる。微妙ではあったけれど、おおむね満足。