言葉

今日、運転中にラジオを聞いていたら、芸術家岡本太郎の家族の言葉が紹介されていた。続柄はなんだったかなぁ、母だか姉だかわすれちゃった。たしか小説家とか言ってたかな・・・さーせん、よく覚えてません。

人生の目的は悟ることではありません。生きるのです。人間は動物ですから

一見、宗教家や思想家とは違う小説家らしい現実感があるけれど。よく考えると「人生の目的は生きることである」という、全ての虚飾を取り払った真実を悟ることが出来たから生まれ得た言葉ではなかろうか。人生の目的とはなにかについて多くの思いを巡らせた結果、それは生きることだと「悟った」のではないか。単純な字面だと「悟らなくていいよ、ただ生きろよ」と見えるけれど、本当はもうちょっと複雑なんじゃないか。悟らなくていいというのではなく、生きるという目的を見失わずいれば自然と悟れるということではなかろうか。
うーん。しかし、うーん。まだぼくには、この言葉が出てきたところまで辿り着けないな。よし、今はただ生きることだ。
今日も生きる!